クレベリンゲルはノロウイルスに対して有効か？

大幸薬品の公式な発表では二酸化塩素はノロウイルスに対しても有効であるとしています。

アルコールの除菌効果と比べるとクレベリンの方が除菌力が高く、
ノロウイルスにも効果的な模様です。

ただ、結局のところノロウイルスは主に人の手を伝って感染するものであって、
空気感染するわけではないのでクレベリンゲルは少々有効性に欠けるのではないかと思います。

やはりノロウイルス予防の一番の対策は手洗いうがいの徹底と、食品の加熱処理になりますから、ここをおろそかにしてはいけません。

予防には使えませんが、除菌効果を生かして使用することはできます。

ノロウイルスは衣服や寝具に対して何週間も残っていますが、アルコールでは除去することができません。

しかし、クレベリンに含まれる二酸化塩素の漂白効果が効果を示していますので、

例えば、家族の誰かがノロウイルスにかかっている時に、布団を洗濯する際、クレベリンで除菌するような使い方ならアリです。感染予防の助けになってくれることでしょう。

吐いてしまった時に、吐しゃ物を捨てた後の床に対してクレベリンを使ってからふきとるなど、除菌用としての使い方なら期待できるのです。（タンパク質が混じると効果が落ちるため、吐しゃ物自体には使ってもダメです。）


そう考えると、より役に立つのは置き型のクレベリンゲルよりも、クレベリンスプレーの方になりますね。



＜結論＞
クレベリンは一応の有効性を発揮しますが、
ノロウイルスに対しては、クレベリンスプレーを使った方が効果的です。

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